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【新書】森博嗣「作家の収入」作家としての収入をリアルに記された珍しい書籍


森博嗣という作家は全く知らなかったが、その著作である「すべてがFになる」という作品は知っている。
前期のアニメになっていたタイトルであるからだ。残念なことに、僕にとっては面白いとは感じず2話分だけ見て終えてしまったが、それも含めてこの作者の面白さがこの本を通して知ることができた。
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作家とはニッチな分野の職業


作家と聞くと誰もがすごい、先生といえるような職業である。なれるものならなってみたいと思うが、そのために勉強をしようと思うわけでもない場合が大半だろう。小説はなんだか世間一般的に浸透しているように見えるが、案外浸透しておらず、実際に小説を含む書籍全般を読んでいるという人は少数派である。
書籍を読むことは良いことであり、読むべき行為であるという感覚が一般的であり、学生の本分は読書と言ってもいいくらい国家手動でその方向性を推し進めているような気もする。しかし、それが定着している人は少ない。
結果、読書という行為のうちの今回は小説に関してだが、この分野は意外とニッチな趣味といえることがわかる。

ニッチな分野であるが、生産性は高い


森博嗣という人物は多い年には年に24冊も出版するほど多くの作品を世に出している人物である。過去の作品は20年で250冊くらいになっているらしい。
漫画家であれば、週刊誌連載ですら3ヶ月に1巻出ればかなり速いほうだし、物によっては半年、1年に1巻というものもある。さらに、漫画は一人ではかけずに、アシスタントが数人いるので、その人達を食わしていくだけの給料を出す必要がある(出しているかどうかは今ここでは問題としない)。
それに引き換え、森博嗣という一人の作家の場合だけであるが、アシスタントは全く必要なく、半月に1冊の割合で小説を出版できるのである。彼いわく30倍の効率らしい。
昔は夢物語の一つとしての作家であったが、彼いわく作家はかなり率がいい職業らしい。

頭にイメージした映像を書き起こすだけの作業


森博嗣という作家はイメージした映像を即座にパソコンで文字化することで小説を作り上げているらしい、文字の打つスピードはそれ故必然と速くなり、かなりの高効率で次々と作品を作り上げている。
人によっては作品を作るために取材やストーリーの組み立てなどに多大な時間とお金を投資しているようであるが、森博嗣は全くお金をかけない。小説にかける費用はインターネットで調べる費用と、それに使うパソコン代金だけらしい。つまりは、僕達一般人と土俵は同じなのである。実家が金持ちとか初期投資が必要だとか、幼い頃から体験してきた海外旅行の知識が役に立っているとか、そういったことが特別必要ではないということである。

誰でもなれる小説家


いまや小説家は誰にでもなれてしまう。少し前、スマートフォンが流行る前は携帯小説というものが流行っていたし(今も流行っているかは知らない)、Amazonでは自分で作った小説や書籍を電子書籍として販売することも可能である。
通常、どこかの出版社に通して本を出版して貰う場合の印税率は10%であるらしいのであるが、これがAmazonだともっと大きくなる。確か諸々いろいろな手続を自分でやれば70%くらいもらえたはずである。
つまり、出版社に通した時よりも1/7の販売量でも同じ利益を得られるということである。もちろん、出版社に通して出版することによる宣伝などの効果は全く無視しているが。

今日から始める小説家アルバイト


僕はWordpressでブログを書いているが、メインのパソコンでないと更新するのが面倒でほぼ更新しない。
これには、文字を打つ以外のたくさんの不便なプロセスがあるからである。
もし、僕のブログが画像もなければ、h2タグを付ける必要もない、そんなブログであれば、性能の低いそれほど使いやすいわけでもない安い中華タブ(Chuwi hi10)でも容易に更新することができる。メモ帳に文字を打って完成した文章をコピペでWordpressに貼り付けて投稿すればいいからである。しかし、今の僕のブログはそういう体制を取っていないし、今後取る予定もない。
ガジェットブログだから画像がなければよくわからないし、面白くない。
しかし、小説となるとどうだろうか。
本として出版するとなると、表紙やら挿絵やらで文章以外の部分も必要になるが、その割合は文章の1%程度(もしくはそれ以下)しかない。
とにかくひたすら文字を打つだけである、たまの検索はそれほど苦痛でもない。しかし、定期的に画像を探して貼り付けてという作業は思った以上に面倒くさい。
メインPCであれば、デュアルディスプレイとハイスペックPCとゲーミングマウスの恩恵によりかなり高速にそれらの作業ができる(と自負する)が、Chuwi hi10だとやく5倍遅いと言っても過言ではない。精神的苦痛はそれ以上かもしれない。そもそも、デュアルディスプレイがあるかないかでだいぶ違う。

スマホでもできてしまう。


僕は圧倒的にキーボードで文字を打つのが好きなので、現実的ではないが、一応はスマホのフリック操作でも結構な速さで文字を打つことができる。ある程度練習をしてしまえば、スマホだけでも長文の小説が完成出来てしまう。
それがもともとの携帯小説なんだろうが、インターネットサービスが昔より普及した今はさらに投稿のしやすさと需要が増えていると思われる。もちろん、供給も増えているだろうが、個人的に小説をかこうという人は漫画を描こう、映像を作ろう、という人達と比べて特段多いとは思えない。

僕は昔から映像を作ってYoutubeに動画投稿をしていたため、動画作る、編集することの大変さは非常によく理解している。
10分程度の動画を作るのに2時間近くの編集は当たり前だし、凝った作品になるときりがない。

小説はどうだろうか。僕は小説を書いたことはないが、10分かけて読めるブログ文章量の文字を打つのに必要なのは20分程度あればかけてしまうだろう。

実際に、今この文章を書いている間はほぼノンストップでキーボードを打ち続けている。
視聴差が視聴する時間に対しての製作者の製作時間の比は文章を書くという行為に関しては非常に高効率的な行為なのかもしれない。それは、人間が手を動かすよりも頭で考える行為のほうが格段に早いからなのかもしれない。

今日から小説家になることができる。


今Androidのスマートフォンで小説と調べると幾つかの方法ですぐに小説を投稿することができそうである。きちんと調べてはいないが、原稿さえあれば、アップロードするだけである。そこから収益が発生するかはまた面倒なことをしなければいけないが、やる気になれば少額といえど収入は得られそうである。
今話題の「素晴らしいこの世界に祝福を!」というアニメ。そして原作であるライトノベルは「小説家になろう」というwebサービスにて作られた作品である。
http://syosetu.com/

森博嗣は小説を読まない


小説家は小説が好きだと思っていた。けれど、森博嗣は小説は好きではないらしい。それなら、誰にでも小説家になれる可能性がありそうである。僕にも、小説は数えるほどしか読んだことはない。どちらかと言えばハウツー本や自己啓発系の本ばかり読んでいた。森博嗣は今、仕事を引退していて時間ができたため月にたくさんの本を読んでいるらしい。その数は月に10冊程度。ぼくは月に10冊という冊数は大量とは全く思っていない、しかし、森博嗣にしては多いという認識らしい、僕は最近本を全く読んでいないが、一日1冊本を読んでこそ読書家と言えるのではないか?という持論を持っていた。というのも頑張って本を読んでいた時は3日に1冊程度を読んでいたからである。しかし、案外月に10冊程度、いや4冊程度でも読書かといえるのかもしれない。どうしても客観的な視点がないと判断ができない僕であるが、その判断する対象がいつも上位30%ばかりを見てしまう。それ故目標があまりにも高くなりすぎて、精神的に不安定になってしまうのだ。

遊び半分で小説を書くのもいいかもしれない


そんな気分。

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